日本語教師の資格試験

日本語教育能力検定試験

海外の求人情報誌を見ていると、日本語教師の募集をよく見かけます。日本語教師になるための国家資格は存在しないはずなのに、条件に「有資格者」と書かれているのはどのような人を指しているのでしょうか?調べてみると、1)大学で日本語教育を修了した人、2)日本語教育能力検定試験の合格者、3)日本語教師養成講座の修了者が上記の「有資格者」として認められるようです。日本語教育能力検定試験は、財団法人日本国際教育支援協会の主催で年に一回のみ実施されています。国家資格ではありませんが、日本語の指導能力を客観的に証明できる検定なので、合格すれば国内外で活躍の場が広がり有利です。受験資格は設けられておらず、誰でも受験できるのが特徴です。


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日本語教育能力検定試験の難易度

日本語教師イメージ 日本語教育能力検定試験の例年の合格者は平均18〜20%で、比較的難易度が高い試験だと言えそうです。出題範囲は広く、言語学や日本語の構造・文法をはじめ、言語教育法、異文化理解、各国の教育制度、コミュニケーション学など多岐にわたって含まれます。試験は筆記試験1(90分)、聴解試験(30分)、筆記試験2(120分)で構成されています。

日本語教育能力検定試験は独学で可能か?

最新の参考書で過去問をチェックしてみると分かると思いますが、広範囲な知識を問われるため、独学で合格するのは結構難しいらしいです。スクーリングや通信教育で対策をしてから試験に臨むのがおすすめです。通信教育ではアルクの評判が良いみたいです。どうしても独学で頑張りたい場合は、複数の参考書を入手し、練習問題をしらみつぶしにやるといった根気が必要です。いろいろなタイプの参考書・問題集が出ていますので、自分に合った方法でこつこつと励む以外にないと思います。また、試験の前に教育実習をしておくことをお勧めします。在日外国人に無償で日本語を教えているボランティア団体などに参加しても良いでしょう。試験には直接結びつきませんが、「どう教えたら分かりやすいか」を試行錯誤することで指導能力が磨かれます。自分自身が実力のある日本語教師になるための一番の近道だと思います。